緑茶を水出しする事により抽出されるエピガロカテキン「EGC」が免疫系の働きをよくするという「農研機構」の研究報告が注目されています!
茶カテキンは4種類の成分で構成されていますが、その内の1つが「エピガロカテキン(EGC)」です。このEGCは、免疫細胞のマクロファージの働きを活性化することがわかっています。
マクロファージは生まれながらに備わっている「自然免疫」と出生後、病原体や毒素などの異物と接することにより獲得される「獲得免疫」の両方を併せ持つ非常に有能な免疫細胞です。
冷水ほどEGCは多く浸出し、EGCの割合が高いお茶が作れます。つまり、EGCの効果を発揮しやすくなり、マクロファージの働きを活性化することにつながります。
普段の食卓に水出し茶を取り入れることで無理なくEGCを摂取することが出来ます。お茶の爽やかな風味は、お食事との相性もとっても良いです!
出来量:800ml〜1000ml
冷水筒に茶葉かティーバッグを入れます。茶葉の場合は茶こし付きの冷水筒をお薦めします。
茶葉は7〜10g
ティーバッグは2〜3包み
ティーバッグは3g入りを想定
水を冷水筒の8分目まで入れます。
お茶が浸出するまで冷蔵庫で3〜6時間冷やします。
6時間程度冷やすとより深みのある味わいになります。前の晩に作っておくと便利です。
「茶葉の場合」
円を描くように冷水筒を回し攪拌させます。目安は下に沈殿した茶葉が全体に広がるまでです。
時間をかけて抽出しているので甘み・旨味成分が下に沈殿しています。
「ティーバッグの場合」
菜箸などでティーバッグを泳がせ浸出させます。目安は全体がウグイス色になるまでです。
ティーバッグ内に甘み・旨味成分がとどまっています。
お好みでグラスに氷を入れて注ぎます。作った冷茶は早めに召し上がって下さい。目安は二日以内です。