万葉集には所在不明歌ではありますが狭山丘陵で詠われたのではないかといわれる武蔵野の歌が残されています。妻の率直な言い回しが物悲しさの中に強さが感じられます。この歌ともに古の狭山丘陵の物語を著しました。
美しい日本の様式和装本の姿に習いほのぼのとした万葉武蔵野の言の葉と古の物語を著し茶入れの意匠としました。古の狭山丘陵「さらさら」の物語をお茶と一緒にお楽しみ下さい。包装紙には万葉の草花と和歌を散りばめました。